super-Bonjin’s blog

なんだかんだ超凡人だった話

順番待ちの鼓動とか

皆さまこんにちは。スーパー凡人です。

前回に続き、人間ドックのお話しです。

今回は、当日の受付を済ませた後の、順番待ちのドキドキ感とその周辺や検査の時の行動、気持ちなど綴っていきたいと思います。

ちなみに、前回の記事から少し日を置き過ぎた事もあり、この記事を書いている今は、大腸カメラ検査を済ませ、ポリープを取るための1泊2日手術を控えている状況です。

のんきに構えていたせいで、この記事を投稿するまでに様々な事が重なってしまい、どれを記事題材のメインに取り上げようかと迷うほどです。

が、やはりここは時系列に沿った記憶を頼りに、丁寧に記録していくことにしました。

1、検診開始

(1)身長・体重・血圧

さて、受付を済ませ順番を待っていると、大体は基本的な項目の検査エリアへ呼ばれます。身長・体重は1つの機械に載ると同時に計測してくれます。前回より体重は1キロ増え、身長は順調に縮んでいる💧前者は単に努力不足。後者は地球に住んでいる以上あらがえません(笑)

動線は上手く設定されていて、流れ作業のように横にスライドして、血圧計測。いつも通り上は90台、下は50台で自分自身は納得しているのですが、見た目がとても健康的なので、たまに計り直されることも過去にはありました。今回はスルーでしたが計り直されると、心の中で『見た目で決めつけないで』って思ってしまいます(泣)

(2)視力・聴力、腹囲

そして更にスライドすると視力検査が待っています。視力は毎回バラつきがありますが、大体左右とも1.0~1.2をさまよっている印象です。が、今回は右目がガクッと低下し0.6でした。前方に貼ってあるボードの輪っかの切れ目が、上下左右にあるかを答えていく、全国共通っぽい…というか、この方法以外見たことがないのですが、そういうやつです。これが、今回は右目の検査の時、係の方が指す指し棒に沿ってこたえたいのですが、極端にまったく見えなくて💦実はこの記事を綴っている今、右目瞼に帯状疱疹ができていて服薬治療中ですが、これが影響していたのかなぁと後から勝手な想像をしている次第です。

聴力検査ですが、まあ聞こえの検査ですから、外部の音を遠ざけるように一番奥の部屋に設置されています。健康診断の項目の中で、私が一番ドキドキせずに受ける事ができる検査です。左右とも異常無し!

腹囲は地味に計られたくない場所です。ウエストではなく、計る場所はお腹ですから、計測結果には目を背けたくなるような数値が叩き出されます。でもまだ、メタボリックシンドローム、いわゆるメタボではなさそう。

(3)婦人科検診/子宮がん・乳がん

子宮がん検診も奥側の部屋になっています。確かに、他の検査のスペースと同じような所にあると、呼ばれて入る時に視線を浴びながらは入りづらいですね。よく考えてあるなぁと思います。ここで、子宮がん検診で毎回謎だなと思っていることを取り上げようと思います。内診をしてもらいながら先生のカーテン越しの説明を聴いていると、「子宮、異常無し!卵巣も正常だねー。はい、特に異常はないよ。」というコメント。実は私、10年ほど前の人間ドックで、まさに同じ先生に卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)を見つけてもらい、同じ先生による両側卵巣卵管全摘出の手術を受けています。要は、卵巣がまったくありません。だから、それ以降の先生の説明に毎回???状態のまま部屋を出て、次の検査に呼ばれるのを待つというのが、恒例(?)になっているのです。術後の取り出した現物こそ私は麻酔が覚めていなくて見ることができませんでしたが、翌日の診察で写真におさめてくださっていたので、間違いなく私の体内に卵巣なるものはないはずなのです。どゆこと???

誰か、教えてください!

そんなことを思っている間に、だんだんドキドキ度が増す項目へと呼ばれます。

乳がん検診、いわゆるマンモグラフィです。卵巣を取り除くと乳がん罹患率も高くなると説明をうけているので、毎回受けるようにしていますが、結構直前は憂鬱です。待合室が灰色に見えてきます。相当痛いからです。アクリル板みたいな透明の板が付いた機械の前に立って、極力広範囲の乳房を寄せ集めてもらい、その板で挟むのですが、潰れます(笑)。いや、笑いごとではなく、でも、痛すぎて笑ってしまうほど痛い!取り敢えず、物凄いストレスを覚えながらマンモを終えます。前回まで触診もあった気がしますが、今回はありませんでした。

(4)心電図・腹部エコー

心電図は、いつも「洞性徐脈」とコメントがつきます。あんまり問題ないみたいですが、なんだか気持ちわりぃ…。あと、足首やら手首やらをでっかいクリップみたいなので挟まれて、それはいいのですが、胸の周辺に吸盤みたいなのをピチピチくっつけられる、こいつがまた微妙に気持ちわりぃ…。これ付けないと、計れないのでしょうけど。

お次は隣に移動して、腹部エコーです。お腹を目一杯出したらゼリー状の物を塗り広げられますが、今回は朝の排便がなかったので、全部映るんだろうなぁなどと思いながら「まな板の上の鯉」になります。確かここでは、息を吸って止めて弛める、というのをやったと思います。で、終わったのかな?と思った頃、いつもは聞かない言葉が飛んできます。「ダブルチェックしてきますので、お待ちくださいね。」…「あ、はい。(何を?…)」この言葉がかなりキーワードだった事に、後で気が付くのです。

ひとまず終わり、暖かく湿らせたタオルを渡されお腹に残ったゼリーみたいなのを拭き取るのですが、完全に乾かないので、これまた気持ちわりぃ。

(5)胃カメラ

いよいよ、トリの胃カメラです。この時はドキドキと憂鬱感がMAXになります。が、バリウムを選択しようとはさらさら思いません。私は、食道と胃の境目がガバガバに弛んでしまっている「裂孔ヘルニア」という状態になっていて、逆流性食道炎も起こしやすいので、変なものもできやすいと思っています。現に、胃部のポリープは複数あり、悪性化していないか点検の意味で毎年必ず胃カメラを選択します。今年はまだ大丈夫そうです。ちなみに今回の検査は、2人がかりで台に付かれて、あれれ、なんで?と思いながら横たわったのですが、すぐに理由が判明しました。担当の方が新人さんぽくて、横でアドバイスや指示を出されていました。だからという訳ではないのでしょうが、中で空気を入れるのが過去最悪に痛かったです。実は検診とは別に3ヶ月ほど前に胃カメラ検査を単独で受けていて、その時の担当の方が過去最高に上手で楽だったから、ギャップがスゴすぎて凹みました(泣)。ちなみにその、上手な方から教えていただいた、楽に受けるコツというのがあって、実践すると本当に楽だったのでご紹介します。胃カメラ検査の経験がおありの方はイメージつくと思いますが、検査をリアルに見ることができるモニターが付いていて、これを検査中どうしても見てしまいますよね。その時、モニターは目線を上に向けなければならない位置にあると思います。と言うことは、顔が上に向いてしまうと思うのですが、この姿勢が検査中の苦痛を増大させるのだとか。モニターを見ずに、目線は下、というか床の辺りをぼんやり力を抜いて眺める感じでいると随分楽だということで、その時すぐに仰る通りにしました。めっちゃ楽でした。そのイメージで今回も受けた結果、おぞましい痛さに襲われたのです。残念。

人によって本当に違う…

(6)診察/栄養指導

すべての検査が終わると、最後は院長先生の診察、そして栄養指導担当の方からの具体的説明等があります。診察では、お腹を押してみたり聴診器を当ててみたりと、小さい頃よく目にした光景が目の前で行われていて、一瞬懐かしくて嫌いじゃないです。

で、いつもなら、そこまで取り上げるような異常は伝えられず、検診を毎年受けるようにとコメントをいただいて終わりなのですが、今回は様子が違いました。腹部エコーの画像を出され、膵臓に小さい影があると伝えられてしまいます。(は?膵臓って…私、死ぬの?)もしかしたら脂肪か何かが写っているだけかも知れないけど、と。膵臓の病気はあまり予後がいいイメージがないですが、不思議とショックとか落ち込みとかはその時も今もなく、なるようになるさ的に過ごしています。診察は、それを伝えてくださったところで終わり、栄養指導等の部屋で今後の精密検査以降の予定とかを調整して下さいました。具体的には、まず、造影剤を投与しながらのCT撮影から始めようとのことで、その方が放射線科に内線(か、ピッチだったかも)で連絡し、日程を押さえている時に出た言葉が「膵腫瘤(すいしゅりゅう)の疑いで予約をお願いします」でした。初めて聞く言葉…。で、こちらの都合の良い日と、膵臓専門の内科医の方の当番日が合う日も調整した結果、一週間後に予約を入れる事になりました。

2、検診終了/会計

今回は結構時間がかかってしまい、会計の順番待ちをする頃には正午を回っていました。本日の会計はザッと5万円なり。それでも一部職場で助成していただけるので、助かります。およそ半額ほどの金額が戻ってきますが、私の勤める職場では、まず全額自己負担で支払いを済ませ、後日送られてくる検診結果報告書のコピーと領収書の原本、所定の請求書を揃えて職場に提出することで、助成金請求の手続きを終えたことになります。ですから、忘れた頃に口座に振り込まれると思います。本当にありがたいです。

3、「その3~」へ続く

ここまで、人間ドック当日の動きなどを綴ってきました。さて、次回は要精密検査を告げられてその後のあれこれを記録していきたいと思います。

(早く編集しないと、現実はどんどん様々な事が動いているので、忘れそうです💦)

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回のお越しもお待ちしております。

スーパー凡人 拝