こんにちは。スーパー凡人です。
大腸ポリープ摘出術の為の、入院前検査・診察・説明を受けてきました。
今回の記事も、それなりに長いですm(__)m
思えば7月5日の人間ドック以来、膵臓・大腸ほぼ同時に検査と診察が続き、一時はどっちが何時、どちらの病院だったっけ…と頭の中がもつれそうになりました。しかも、検査日は絶飲食だし、大腸検査は3日ぐらい前から食事を変えないといけないしで、仕事の事、農業のこと、その他家庭の諸々をこなすだけで精一杯でしたが、ようやく大腸ポリープ摘出まで漕ぎ着けることができそうです。
1、検査
前の記事で不安材料になっていた検査の内容ですが、難なく終わってスッキリしています。
11時の予約で、念のため前日の8時以降は絶飲食で10時20分頃に入りました。
内科の前の待合スペースは芋の子を洗うように密度が高く、ありゃりゃと独り言を言いながら受付に診察券を出しました。
と、すぐに呼ばれてカルテと紙コップと採血用の容器のセットを渡され、それぞれの場所に順番に。
尿検査・血液検査・レントゲン・心電図、以上です。こないだやりましたよね?と思いながら、日々状況は変わっていますし、目的ごとに対象も違うのかもなと考え方を変え、待ち時間もほとんどなく終えました。
2、診察
内科の受付に戻った事を伝え、待つこと5分少々。
最初の担当医とも内視鏡検査を担当した医師とも違う、3人目に引き継いだ担当医の診察室に呼ばれ入ります。とても穏やかで物静かな印象、しかも寄り添い感が絶大で、患者としては安心感◎。
内視鏡検査の日にも画像を見ながら最初の担当医からこれがポリープで、とか教えてもらっていたはずなのですが、今回改めて寄り添い担当医から画像を見ながらの説明を聴くと、初めて聴くキーワードもちらほら出てきました。
まずポリープは5ヵ所あり、突起のあるタイプと平面に広がっているタイプ両方。
①突起のあるタイプは、前回の記事にも書いた“ポリペクトミー”という方法で、突起の根っこ辺りに輪っか(スネア)を引っ掛け切除するそうです。
②平面のタイプは、その場所の下側に生理食塩水を注射し、上に向けて膨らませたところにスネアを引っ掛け切除する方法で、こちらは“ストリッブバイオプシー”という治療みたいです。
知らなくても良さそうな名前です(笑)
③そして、かなり小さめのポリープは、高周波電流でポリープを挟み通電焼却する方法で、“ホットバイオプシー”という治療です。
私の場合、3タイプとも見つかっているので、箇所に合わせ適用の治療をよろしくお願いいたしますと願うしかありません。
そして、改めて不安要素が出てきたのですが、一番奥に1cm程の平面タイプがあるとのことで、こちらは大きさ的にも癌になっていないか切除後に調べる必要があるとのこと。
これだけならまだ良いのですが、S字結腸の所にもあって、内視鏡検査の担当医からの引き継ぎ書に『大変だった』と書いてある、とダイレクトに教えてくださいました(笑)
どうりで、めちゃめちゃ時間かけてパシャパシャ撮影してるし、看護師さんも汗だく全力でお腹に乗っかって押さえ付けるし、予想外に苦しい時間が長いし、変だなと思っていたんです。謎が解けました。
これを今回そのまま伝えると、そうだよね、と苦笑。寄り添い先生、共感ありがとうございます。
極めつけは、『のびやすい腸』だということで、実はこの事が医師的には一番ネックなんじゃないのかなと勝手に思っています。ということは、手術の日も同じように、あるいは更に大変ということなのかなとも思います。
看護師さんから、先生がコロコロ変わってごめんなさいと言われましたが、結果色んな説明を聴くことができて、私的にはセカンド・オピニオンっぽくて得した気分です。
3、説明
一旦待合スペースに出て、看護師さんの説明を待ちます。
10分程経過したでしょうか。改めて呼ばれ内科の共有スペースみたいな、ベッドがいくつもあり、点滴打ちながら寝て休む、みたいな空間で、看護師さんからの説明が始まりました。
まず、入院前の食事調整の説明です。
入院前の食事調整については、過去記事の内容とほぼ同じですので、よろしければ読んでみていただければと思います。
super-bonjin.hatenablog.jp
ただ、一度経験済みの事もあってか、前回の看護師さんとは違う看護師さんから説明を受けた為か、かなりざっくりな説明でした。まあ、両方の理由でしょうけど。
今回印象的だったのは、看護師さんの“エニマクリン”に対する主観が強くて面白かった事です。私は普段の食事が自然食(?)に近い、玄米や素焼きナッツ、黒酢納豆など、言わば今回のような食事変更時に一番避けなければいけないようなものを努めて摂取していて、ほぼ3日この食事を絶たなければいけない事実がショック過ぎて、二日前の変更食は3食お粥のみでした。この数ヵ月はスイーツやスナック、甘味等の甘いものを一切食べない(受け付けない)事もあり、前回エニマクリンの食事キットをいただいた時はしっかりした味付けに感じ、とても美味しくいただくことができました。これを伝えたところ、看護師さんはどうも苦手みたいで、不味くて食べられないと仰っていました。普段の食事を自然食にとお勧めしたい気持ちになりました(笑)
説明は、入院当日の内容に移り、下剤を2リットル飲まなければいけないという事。
実はこの“2リットル”というキーワードが、大腸カメラ検査をした時からずーっと引っ掛かっていました。というのも、外来で受ける大腸カメラ検査の時は、下剤を1リットルしか飲まなくてよく、過去に父が大腸手術で入院した時は2リットル飲んだと言っていたのを覚えていたので、疑問だったんです。今日改めて看護師さんから聴いた説明で、霧がはれたのですが、外来で受ける時は1リットル飲めばいいように効き目が強くしてあるとのこと。入院時は通常モードでじっくり2リットル飲みなさい、ということみたいです。
そして、手術当日は外来組が検査を受けた後に順番が回って来るので、手術自体は夕方開始になることが多いとの事でした。かつて外来組として私が受けた時も3時半とか、かなり時間が遅かったので、この件については察しづいていました。
あとは、入院時の着替えや持ち物など、自前を用意するのも方法の一つですが、一泊二日程度であれば入院セット(通称:CSセット)が楽かな~と思いました。入院当日までに検討すればいいそうなので、他の提出書類も含めじっくり読んで備えようと思います。
4、会計ほか・気付き
検査から説明まで終わり、芋の子を洗う程患者さんがいたのに、大体1時間半で会計まで辿り着きました。今回に限りですが、総合病院にしては早く終わりました。
10分程で呼ばれて、今日の自己負担金は4,760円也。ありがとうございます(←サブブログの心がでています^.^)。
帰りながら気付いた事がありました。あれ!?麻酔のこと、聴いていない💦でも、次の瞬間思い出した事が、以前卵巣摘出術の時は開腹手術だったから当然麻酔を使ったのですが、麻酔を使うことに関する説明が麻酔科医からあったし、同意書も書きました。今回は一切なかった、ということは、麻酔なしの手術の可能性大です。
後になって気付くとは…
もう一つ、入院・手術のざっくりの費用が気になり、こちらはネット検索でいくらでも参考にできると思い、帰宅早々、朝昼兼ねた食事を摂りながらググりました。病院によって、また、手術の内容によって幅はありますが、5万円で何とかなるかなと言ったところでしょうか。念のため、私は10万円用意するつもりです。
ちなみに、この手術って保険の給付対象になるのか、明日にでも外交員さんに問い合わせをしてみようと思います。
長々と綴りましたが、今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回もぜひお立ち寄りください。
スーパー凡人 拝(^人^)